島根大学教育学部附属中学校 技術科研修会の報告

7月13日(金)に島根大学教育学部附属中学校で,技術科研修会を開催させて頂きました。

1日がかりの研修会,お疲れ様でした。
まず,午前中は,TECH未来を使用した授業を参観させて頂きました。授業を担当されたのは,森下博之(もりしたひろゆき)先生です。森下先生は,昨年度にTECH未来を知り,おもしろい教材だなぁと感じ,今回の研修会に向けて使用しました。従来通り,第2学年で実践しました。TECH未来スタンダード指導資料を踏襲して授業を展開していました。
 
参観させて頂いた授業は,ギヤシステムの2回目で,ペットボトルを持ち上げる内容でした。二人一組で作業をしており,どの生徒も集中して取り組んでいました。トルクや曲げモーメントの観点を考えながら,試行錯誤している姿が印象的でした。
 
授業を参観した後は,東京学芸大学准教授の大谷忠先生に講演をして頂きました。新学習指導要領における新しい授業づくりの観点で,お話しして頂きました。どの先生方も熱心に聴かれており,島根県の今後の技術教育が楽しみになりました。
 
午後は,岡山大学教育学部附属中学校の実践を,日吉康幸(ひよしやすゆき)先生に紹介して頂きました。電動ウィンチや電池自動車の実践を,詳細に教えて下さりました。下記が,その実践の報告となります。
 
 
最後は,TECH未来を実際に触って頂きながら,実技講習も行いました。
どの先生方も技術科の先生らしく,黙々と作業をされていました。
 
今回は,島根大学教育学部附属中学校の森下先生の授業を拝見させて頂き,さらに岡山大学教育学部附属中学校の日吉先生の実践を紹介して頂きました。次期学習指導要領に対応した授業では,テクノロジーを教えることとなります。TECH未来BASICに留まらず,先生方と一緒に教材を開発していかなければならないと感じました。
森下先生,日吉先生,ありがとうございました。

投稿者: TECH未来事務局