令和元年6月29日(土),鳥取大学附属中学校の研究発表大会に参加してきました。
その中で,TECH未来を使用して頂きました。
授業を担当されたのは,中尾尊洋(なかおたけひろ)先生です。
昨年の夏,中尾先生に鳥取県の研修会に呼んで頂き,その研修会の中でTECH未来を紹介させて頂きました。(台風の中での研修会でした。笑)
「学ぶ力を育む「やりくり」授業の開発」をテーマに研究を進められてきました。
第2学年で行う「クリエイティブ・パワートレイン~思考で力を生み出す~」という題材の中で,本教材を使用して頂きました。
事前に得た歯車やプーリ等に関する知識を活かして,荷物を引っ張るシステムを開発するいう授業展開でした。
教材は2人に1セットで,どの生徒たちもああだこうだ言いながらシステムを開発していました。
「君たちは株式会社ギヤの社員です。社長の中尾が開発したシステムでは荷物を引っ張ることができません。このままでは会社が倒産してしまいます。そこで,君たち優秀な社員に開発を託しました。どうか社長を助けて下さい。」といった設定で生徒たちの気持ちを高めていました。
荷物を引っ張るために,生徒たちは一生懸命回転速度を落として,トルクを上げるように工夫しましたが,なかなか上手く作動しないシステムに試行錯誤を繰り返していました。
キーワードは「摩擦」でした。
摩擦を考えた結果,意外とシンプルな構造の方が荷物を引っ張れるという結果となりました。
来年度も是非使用して頂き,さらに良い授業を期待しております。
中尾先生,お疲れ様でした。ありがとうございました!(資料はこちら)