横浜国立大学教育学部附属横浜中学校 研究発表会の報告

2019年2月22日(金)に横浜国立大学教育学部附属横浜中学校で平成30年度研究発表会があり,授業の中でTECH未来を使用して頂きました。

横浜国立大学教育学部附属横浜中学校の授業に行ってきました!
平成30年度研究発表会「新しい時代に必要となる資質・能力の育成への試みIV~「深い学び」へと導く授業のあり方~」での技術分野の公開授業「エネルギー変換に関する技術」を参観しました!
授業を担当されたのは,佐々木恵太(ささきけいた)先生です。佐々木先生は,昨年行われた弊所による夏の研修会でTECH未来と出会い,課題の解決を行う学習に適していると感じ,今回の公開授業に向けて教材研究を進めてきました。従来通り,第2学年で実践しました。「よりよい生活や社会を目指して,生活を工夫し創造する資質・能力を育成する授業づくり」ということで,「エネルギー変換に関する技術」において,各班が製作した製品モデルについて、お互いに様々な視点から評価し合い,次への修正案を考える授業を行いました。
 
製品モデルを改良するために,色々と試行錯誤しながら話し合っていました。トルクや歯車の噛み合い,速度について触れながら,どこをどうすればより良くなるのかを考えていました。世の中に役立つ製品を本気で考える姿には,私も驚きを隠せませんでした。
 
ジグソー学習的に,各班の設計・製作した製品モデルを評価し合いました。付箋に良いところ,悪いところを記入し,フィードバックしました。それぞれその製品モデルのことを考え,その班のために改良案を書いている姿が印象的でした。
 
今回は,横浜国立大学教育学部附属横浜中学校の佐々木先生の授業を拝見させて頂きました。生徒たちは自分たちなりに課題を見つけ,それを解決するようなモデルを構想・設計し,評価し合うことができました。次期学習指導要領では「問題の発見」と「課題の設定」が大切だと言われています。TECH未来という教材の良さは,ここにあるのかもしれません。
佐々木先生,ありがとうございました。

投稿者: TECH未来事務局